4LDKのマンションは売れない?その理由や売るための方法を紹介

       
公開日:2024/10/15  

4LDKは売れない?

需要と供給のバランスの不均衡などが理由で、3LDKや2LDKのマンションに比べ、4LDKのマンションは売れにくい傾向にあります。しかし、あきらめる必要はありません。売るための方法も存在します。そこで、本記事では4LDKのマンションが売れない理由と、売るためのコツを紹介します。ぜひ、参考にしてください。

4LDKのマンションは売れないのか

4LDKのマンションは本当に売れないのか、実際のデータも参考にしつつ、みていきましょう。

4LDKマンションの概要

まず、4LDKマンションとは、リビング、ダイニング、キッチンのほかに部屋が4つある間取りのことを指します。一般的な専有面積は70〜120平方メートル程度であり、4〜5人家族や二世帯での生活に適した広さといえるでしょう。

3LDKや2LDKに比べて成約件数は少ない

首都圏における過去5年分の成約件数データをみると、4LDKマンションの成約件数は、3LDKや2LDKに比べて著しく少ないという結果がでています。しかし、取引件数が少ないから売れないというわけではありません。実際に取引されている4LDKマンションもあるため、成約件数だけで売却をあきらめる必要はないでしょう。

4LDKのマンションはなぜ人気がないのか

それでは次に、なぜ4LDKのマンションは人気がないのか、その理由について考えてみましょう。

販売価格が高額になりやすい

まず、販売価格が高額になりやすい点です。4LDKは部屋数が多く、専有面積が広いため、3LDKや2LDKマンションに比べて販売価格が高くなる傾向があります。これは、建物全体の広さや設備の充実度に応じて価格が設定されるためであり、仕方のないことですが、価格面の理由で選択肢から外されてしまうケースもあります。

少子化や核家族化の影響

次に、少子化や核家族化の影響があります。4LDKマンションの間取りは、リビングやダイニング以外に4つの部屋が存在します。

しかし、両親と同居する世帯の減少や少子化の影響により、2~3人家族が多い近年では4LDKは部屋数が多すぎると感じてしまうケースが多いのです。そのため、4LDKマンションは、子どもが2~3人いる4〜5人家族や二世帯家族といった需要に限定される傾向があります。

同じ広さや価格なら一戸建てに流れる

マンションと同じ広さや価格なら、一戸建てに住みたいという人もいらっしゃるでしょう。4LDKマンションは、セキュリティや共有の設備が充実している一方で、専有面積の広さから、修繕積立金や管理費用がかかるというデメリットがあります。そのため、同じ広さや価格帯ならば、一戸建てを選ぶ人が増えてしまうのです。

4LDKのマンションを売るためには

ここまで4LDKのマンションが不人気である理由などについてみてきましたが、ここでは、そんな4LDKのマンションを売るためのコツを紹介します。

ターゲットを絞り込む

まず、ターゲットを絞り込むことが大切です。具体的には、4〜5人以上の家族や親世代と同居できる住まいを探している家族、仕事や趣味のための専用の部屋が欲しい人、サロンや教室など自宅の一角を利用して開業を考えている人などです。

特定のニーズに合致する層が、ターゲットとなります。ターゲットを絞り込むことで、マーケティング効果が高まるので、これらのターゲット層に狙いを定めて売り込んでみましょう。

信頼できる不動産仲介会社を見つける

次に、信頼できる不動産仲介会社をみつけることが重要です。マンションがある地域にくわしく、積極的に販売活動をおこなってくれる不動産仲介会社を選ぶことで、適切な価格設定や効果的な宣伝活動が期待できます。

インターネットで不動産会社の口コミや評判をしっかりと調べ、複数社比較することが不可欠です。信頼性や実績を重視して、不動産会社を選びましょう。

リフォームをする

さらに、3LDKや2LDKにリフォームするという選択肢もあります。部屋数を減らし、ひとつの部屋を広くとることで、広々としたリビングや、大きなウォークインクローゼットなどを売り込む際のポイントにできます。

ここまで大規模なリフォームでなくても、水回りだけでもリフォームをおこなったり、需要の高い和室を作ったりすることも有効です。

内覧対応に力を入れる

最後に、内覧の対応に力を入れることも重要です。居住中の物件を売却する場合、不用品はあらかじめ処分し、部屋を広く見せる工夫をしてください。

すぐに使わない家具や家電、日用品は、レンタル収納サービスを利用して一時的に部屋から出したり、掃除や片づけをしたりして、できるだけ魅力的な空間を演出しましょう。

まとめ

今回は4LDKのマンションが売れない理由や、売るためのコツを紹介しました。3LDKや2LDKと比較すると需要が少なく、販売価格も高額になる4LDKのマンションを売却する際には、需要と供給のバランスや価格設定の適切さが重要です。ターゲットを絞り込み、信頼できる不動産仲介会社を選び、内覧対応に力をいれましょう。また、リフォームや部屋の魅力を最大限引き出す工夫も大切です。このように、4LDKのマンションを売るには、市場動向や買い手のニーズを的確に把握し、適切な戦略を立てることが必要不可欠です。不動産仲介会社と二人三脚となり、スムーズにマンション売却ができるよう今回の記事を参考にしてみてください。

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